3月下旬、タシケントにようやく春を告げる暖かさが訪れて、月末にはアパートの全館暖房も止まりました。たぶんこの全館暖房はタシケント全域に市がスチームを通していて、予定通りに3月末で停止、ということなのだと思います。
「やっと暖かくなる」とホッとしたのもつかの間、4月に入って気温が急降下、最低気温が1~3℃くらいの日が続き、「春はどこへやら」とがっかりしているところへ「泣きっ面に蜂」みたいなことが・・・ インターネットの料金をたて替えてくれていた大家さんのところへ返済とお礼に行った時、大家さん曰く「来週から一週間、給湯が止まるから、驚かないでね」と。
タシケントでは毎年3~4月に市内の地区ごとに「給湯設備の点検」ということで月曜から金曜まで給湯を止めて設備点検するのだそうで、私の住んでいる地域は4/3(月)~4/7(金)が給湯停止期間になっていました。
ちょうどその時期、3月下旬にチラっと見せた春の気配が吹き飛ぶような「寒の戻り」で、
「毎朝1~3℃+全館暖房停止+給湯停止」
という状況で、朝起きて、まず「ヤカンに湯を沸かし、小さなタライ2杯で洗髪し、残りの湯(小さなタライ2杯)で清拭」という、地獄のような一週間でした。
市全域で給湯サービスのあるタシケントだからこその贅沢な悩み、と割り切って、なんとかやりすごすことができました。 給湯サービスなどない地方のJOCV(青年海外協力隊)の若者のことを思えば、なんてことないレベルの試練です。
4/8(土)の朝、戻ってきた給湯のありがたかったこと!
日常生活の中であたりまえと思っていること、ひとつひとつにも感謝の気持を忘れてはいけないな、と自戒する一週間でもありました。
2・3日前から気温がグングン上がり、昼にはTシャツで歩く人も見かけるような、春爛漫のタシケントです。
ただ、職場の人の話では「春はすぐに終わって、猛烈な夏がはじまります」とのこと・・・どんな夏なんでしょう?
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