
「夏のChilla(チッラ)(注1)」は今が最高潮。 タシケントの天気・気温予報(下図 クリックして拡大可 以下同)を見ると、40℃を超える日々が続くようです。今日(7/8)あたり最高潮のようで、48℃ってどんなんやろ!?・・・右の画像は、携帯電話にSMSで「7/3から7/9まで毎日45℃を超えるから気をつけて」と配信されたものです。たしかに昼間外へ出ると、サウナの中のようなムッとする熱気がまとわりついて、息苦しくさえ感じます。
注1:「夏のChilla(チッラ)」 Chillaというのは、元の意味は「40日間」、生誕40日間とか成婚後40日間、というようにウズベキスタンの人々にとって「40」というのは特別な意味をもつらしい。一年を通して「最も暑い」、また「最も寒い」40日間をそれぞれ「夏のChilla」「冬のChilla」と呼んでいるそうです。
私が住んでいるアパートのベランダは、下左の写真のようにプラタナスの巨木が木陰を作ってくれて風通しもよく、少しは涼し気に感じるのですが、一昨日(7/6)午後4時頃、「何℃くらいあるのかな?」と測ってみたら、木陰で風がそよそよ通るにもかかわらず、下右の写真のような結果(43℃)でした。 空気が乾燥していて、下右の写真では、湿度は低くて測定不可(LL)と表示されてます。

午後の最もあつい時刻、2時頃から4時頃にかけて、アパートの周辺は死んだような静寂に包まれていました。誰一人外を歩く人はなく、夏休み中の子どもたちの喚声もなく、アパートのすぐ側の工事現場にも人の気配すらなく、40℃を超す熱気に包まれて、死んだように沈黙していました。
日差しがすこし落ち着く夕方6時頃になると、人々が動き始めます。スーパーへ買物にいく人や車でどこかへ出かける人、子どもたちもようやく外へ出てブランコで遊んだり、追っかけっこをしたり、喚声が響き始めます。今もまだ日の入りは夜8時頃で、夜らしく暗くなるのは8時半頃になります。 その頃まで子どもたちは外で元気に遊んでいます。(下のビデオはアパートのベランダから夜8時頃に撮ったもの、夜8時でもこのくらい明るいです)
7/8(土)夕方、汗を流そうと思ってバスルームの水道栓を開けると、茶色い水が。
タシケントではけっこうよくあることで、たぶん古くなった水道管のメンテ工事とかで鉄さびなどが混入するのでしょう。いつもなら5~10分ほど流しっ放しにしておくと澄んだ水になるのですが、今日は一時間近く出しっぱなしにしても下のビデオ画像の状態。 暑さでいいかげんゲンナリなところへこの茶色い水攻撃で、もうギブアップです。 ウズベキスタン、がんばってくれよ!
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