キューバをかすめて・・・天丼で〆る

6月末に赴任の際は、成田 -(13時間余)- ニューヨーク・JFK国際空港 -(7時間余のTransit)- (6時間余)- ガイアナ着 という行程でした。
帰りは、ガイアナ - (7時間余)- マイアミ -(ホテル泊)-(2時間弱)- アトランタ - (13時間余) - 成田 という行程です。 
往路に比べると復路は飛行機に搭乗している合計時間も長くて、わざわざマイアミで、ひどく面倒な「米国への入出国」という余計な手続きが増えました。 
 
 
キューバ北東海岸に沿って飛ぶガイアナ発の便は朝5時半のフライトで、ホテルを夜中の2時過ぎの出発でした。 途中、トリニダード・トバゴで停車(?)、2時間近く止まって、そのあと、カリブ諸島沿いに飛び、キューバの北東海岸にそってフロリダ半島をめざします。 右の写真はキューバの海岸です。 数十年前ならミサイルが飛んできても不思議じゃないくらい海岸沿いに飛んでいて、平和であることのありがたさを実感しました。
アトランタから成田へは、機長さんの説明では、「北上してベーリング海峡付近を通過、カムチャッカ半島沿いに南下して、北海道上空から東北を経て成田を目指す」のだそうです。 ずいぶん遠回りのように思いましたが、たぶん、アトランタと成田と地球の中心の3点で作る平面が地球表面と交差する線をたどると、そうなるのでしょう。 中学校の頃、教わった「大圏航路」とか、思い出しました。
 
「飛行機の機内では眠れない人」である私は今回も20数時間のフライトでほとんど眠れず、アトランタから成田への13時間余の間、5本の映画を観て過ごしました。吉永小百合さんの映画を観ました。彼女は歳をとるにつれて美しくなる、という稀有な女優ですね。昔、ラジオの放送劇で「赤胴(銅だったかな?)鈴之助」で声優デビューしたころから、銀幕デビューは「キューポラのある街」だったかな? あの頃はどちらかと言うと「大根役者」だと思ってましたが、今はそんなこと、思いません、歳をとればとるほどに美しくなる、宝物のような女優さんです。
 
毎回、JICAボランティアで海外に出たときは「帰国して最初に何を食べようか?」が私の主要関心事ですが、今回は(ガイアナでは全く日本食材がなく、パサパサの米でインド風カレーを食べ続けてきましたので)「粘りのあるコメ」を食すこと、そして「天丼・カツ丼・親子丼、どれでもいいから、どんぶりもの」に決定。(前回、スワジランドから帰国の際は「コロッケ定食」、前々回、パラオから帰国の際は「うな重」でした)・・・・ 成田ではバスの時間の関係上、食事できませんでしたが、東京駅地下で天丼いただきました、うまかったです、これで、私のガイアナ行、終了です。
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