口にしてはいけない単語

どの言語にも、公衆の面前で口にするのははばかられる単語、というのがあります。

日本語で言えば、いわゆる「放送禁止用語」と呼ばれる、一連の語、とか、地域によって「禁制」とされる言葉・表現、などがそうです。

以前、スリランカに滞在して間もない頃、仲間とレストランで話しをしていて、たまたま日本の落語が話題になりました。 私が
  「三遊亭小金馬っているでしょ、三遊亭金馬の息子だったか・・・」
と口にしたとき、私の周辺の座が凍りつきました。
まわりのスリランカ人の刺すような視線、ヒソヒソとこちらをうかがうような声、・・・私は周囲の空気の変化に気づいて、いっしょにいた仲間の中の先輩格の方を見ました。
  「『キンバ』ってのは、シンハラ語で女性のあの部分を指す言葉なんですよ。 それも少々下品な。 日本語で言うと、『お××こ』みたいな。 シンハラ人の前で口にするのはダメです。」

パラオ語にもこのような単語・表現はきっとあると思いますが、まだ私は知りません。
まわりの人々を凍りつかせる前に、知っておきたい、と思うのですが・・・

One Response to “口にしてはいけない単語”

  1. プーさん より:

    スリランカに8年間在住してました。
    確かに、スリランカでは
    女性の性器を意味する言葉でした。

    フカムワなんか教えてもらいましたが、
    これもワイセツな表現でした。

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