英)  full(with food), satisfied, posessing of plenty of
      日)  (おなかが)一杯な、満足している、(ものが)いっぱいある
    パラオの人々は、食べ物をshare(共に分かつ)することはあたりまえのこと、と
    まるで人格の一部であるかのように、身につけています。
    捕れた魚はみんなで分ける、採れた果物もみんなで分ける・・・この共生の
    感覚は、たいへん心地よく貴重なものに感じます。  ただ、時と場合によって
    招かれた席などで次から次へと勧められますが、私たち日本人の胃袋では
    とてもパラオの人々の胃袋と勝負になりません。
    そんなとき、
        Ak medinges. Me sulang.
    とひと言付け加えればいいかも。
    でもやはり、「時と場合」ということもあります・・・ あるとき
    職場のおばさんがソフトクリームをおいしそうに食べていて、私が通りかかると、
    「おいしいよ、食べない?」と、さし出されたときは、さすがに「ごめんなさい」
    とお断りしましたが・・・これも彼女たちにとっては、当たり前のshare精神
    なのかもしれません。
