Ngaremlengui       アルモノグイ(?)

Ngaremlemgui  [ŋərɛmlɛŋwi]         発音    発音

本島(バベルダオブ島)中西部の州です。 (「パラオの州」参照 )

パラオの地名などのカナ表記のなかで、私がもっとも違和を感じるのがこの「アルモノグイ」です。 ネイティブなパラワンの発音を聴いてみるとわかりますが、このカナ表記、ムリがありますよね。
カナ表記すること自体、このサイトでは、私はあまり好ましいこととは思えなくて、なるべく控えていますが、もしカナ表記するとしても「アレムレン(グ)ゥイ」あたりかな、とか思いますが、いかがでしょう?

カナ表記のとおり「アルモノグイ」と発音しても、パラオ人には通じないでしょう。

綴りについても、Ngarem・・・ という綴りとNgerem・・・という綴りの二通りの綴りが見られます。 どちらが正しいのか、わかりません。 正書法のレベルで決め事ができていないので、どちらとも言えない、というのが実情でしょうか・・

下の写真は、「アルモノグイの滝」です。
パラオの滝と言えば、まず「ガラスマオの滝」、「ガッパンの滝」が有名ですが、この「アルモノグイの滝」は「知る人ぞ知る」秘境、です。 パラオ人でもあまり訪れる人はいないかもしれません。 アルモノグイ出身のスタッフにおおよその入り口だけ教わって、あとは道なき道を約1時間半、ジャングルをかきわけ、川をわたり、ようやくたどりついた「アルモノグイの滝」、見事な滝でした。 幅20~30mほど、落差およそ10mほどで、見栄えで言えば「ガラスマオの滝」のほうが見栄えはいいですが、「ガラスマオの滝」がどんどん観光地化していく昨今、パラオ人でさえほとんど来ない、観光客にはすこし厳しいトレッキングコースなので、おそらくこれからも観光地化することのない、この滝は神々しさすら感じさせる特別な場所です。

アルモノグイ滝      アルモノグイ滝

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