スワジランド全国のHighSchoolをまわって校内のPCラボのローカルネットワークを構築する、というのが今回赴任の中心的な仕事ですが、全国の学校へ私を運んでくれるのは教育省の公用車であり、そのドライバー達です。彼らも他のスワジランド人同様、敬虔なキリスト教徒で、私を学校へ運ぶ車中では賛美歌・ゴスペル、ときには牧師さんの説教CDであったり、常に信仰に関わる音楽・演説が流れています。今風な曲が流れる、ということはほぼ皆無です。 牧師さんの演説は、最初の2・3分は普通の口調ですが、すぐに絶叫調になり、そのまま1時間、時には2時間近く絶叫が続きます。ちょっとこれは「ご勘弁を・・・」と願いたいのですが、ドライバーは自分で納得できる箇所にくると「そうだ! そのとおりだ!」とCDの演説に相槌をうったり・・・目的地に着くと、「いつ聴いてもxxx師の話はいいだろう、そう思わないか?」と私に同意を求めますが、シスワティ語の演説でほぼ100%理解できない私は、どう返事すればいいんでしょう?
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写真は空の色が違いますね。
音楽もなんとなく不思議な感触。
心をいやしてくれる。
いいですねぇ。
私もこちらに来た当時、「空の色が日本より深いな」と感じました。 空を汚す要素が(日本に比べれば)圧倒的に少ないせいでしょうね。 この記事で紹介したゴスペルソングは教会などで信者さんたちが歌うものです。スワジランドは他の途上国同様、娯楽が少ないところですので、おしゃべりと歌・踊りがもっともポピュラーな娯楽です。みなさん、ほんとによくしゃべり、よく笑います。
日本が先進国化の過程でどこかに置き忘れてきた諸々がこの国にはたくさん残っているように感じます。