Mbabaneのゴルフコース

スワジランドの首都ムババネは谷間の街で、周囲を岩山に囲まれ、街の中に平坦な道はほとんどありません。
そんなムババネの郊外にゴルフコースがあります。 私の通勤路にあって、毎日その横を車で通るのですが、以前から気になっていたことがあって、ゴルフコースの横に車を止めてみました。

MbabaneGolfClub

私自身はゴルフをやらないので、コースの難易度とかさっぱりわかりませんが、そんなシロウト眼にも「これはきっととんでもなく難コースにちがいない」と思わせてくれる、「ほぼ全部が斜面のコース」です。 「こんなゴルフコース、ありですか?」とききたくなるような・・・・・そしてこのコースの名前らしき看板を見て、思わず「(笑)」です。(下の写真:クリックして拡大可)

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「Hernia Hill」 家に戻って辞書で調べましたが、「Hernia」には、あの病気を指す「ヘルニア」以外の意味はありません。 「ヘルニアの丘」です。
重いゴルフバッグをかついで、ゴルファーのあとからこの「全部斜面ゴルフコース」を登るキャディーさんの職業病から命名されたのでしょうか???
 
 
 
 
 
 
 
 
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このコース、たいへん牧歌的で、コースの中を生活道路が通っていて、付近の住民のみなさんは朝夕通勤・通学や所用に使っています。(写真:生活道路の入り口、鍵がかかっていることはなく、誰でもいつでも入れます)
 
 
 
 
 
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 またコースの斜面そのものが「飼い犬の散歩にもってこい」というわけで、白人住民が飼い犬を連れて散歩する姿もよく見ます。(左
写真、真ん中、上のほうに小さいですが「飼い犬を連れて散歩中の白人夫婦」が) 
 
 
 
 
 
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コースでプレイ中は写真のように、「転がり落ちるゴルフボールをひろって投げ返す」のが仕事なのか、散歩している人に「ゴルフボールが飛んでくるよ」と注意するのが仕事なのか、よくわかりませんが、あちこちに制服を着た若者が立っています。 通勤路を車で走っていても、すぐそばでプレイしているので、「下手なゴルファーの球がこっちへ飛んでこないように」と祈るばかりです。
ところどころに上の写真のような平たい場所が作ってあって、そこは「ホールのスタート地点」のようですが、「球拾い」の青年がいない方向へ転がってしまったら、どうするんだろう、とか心配になってしまいます。 週末(金曜・土曜)にはけっこうな数のグループがプレイしています。 日曜はどうも閉店休業のようです。 日曜はみなさん教会なので、ゴルフなどしていたらヒンシュクをかうのでしょうね。 プレイしているのは白人よりも黒人富裕層がめだちます。
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