国民のほとんどが敬虔なキリスト教徒であるスワジランドでは、会議や集会は必ずお祈りではじまり、そしてお祈りで終わります。
今日ご紹介するのは、プロの歌手でもなんでもなくて、私が6月下旬に参加したWorkshopで歌われた賛美歌やお祈りの録画です。
お祈りの間、「そうだ、そのとおりだ」と相槌をうつ人・自分の祈りの世界に入り込む人など、さまざまです。
時には賛美歌が合唱されます。
このWorkshopでも、賛美歌が歌われ、そのあと指名された参加者が祈りの言葉を続けました。短い人は1分くらい、長い人では3~4分くらいの祈りの言葉が続いて、最後に全員の「アーメン」でおわります。 とてもおごそかな気分になります。
Workshop2日目の開始の祈り。 賛美歌が歌われました。 最初ちょっと音がはずれそうになって、ハラハラしましたが、歌の上手な管理職のおばさん(ドアの傍に座っている方、実は博士号を持つ人格穏やかなすばらしいインテリでした)のおかげで立ち直ってます。 祈りはイスワティ(スワジ語)で、「私たちのWorkshopが良い成果をあげられるように、我が主よ、どうぞお守りください」というような。
Workshop5日目、終了時の祈り。 この時も賛美歌で始まりました。 Workshopの成功を報告し、感謝するお祈りが続きます。
スワジランドの人々は、たとえそれが形式的であっても、お祈りや賛美歌で気持ちがひとつになることができる人々です。
そんな姿をうらやましく感じるのは、私たち日本人が過去の歴史から皆でひとつの方向を見つめ続けることに負い目や胡散臭さを感じてしまう、というある種の屈折のため、でしょうか???
あるいは単に私のヘソがあらぬ方向へ曲がっているだけなのかも・・・・
(ビデオデータは .mp4 でアップしてあります。 HTML5のvideoやsourceタグで定義してみましたが、ローカルでは再生できましたが、プロバイダにアップすると画像が表示されないという状態で、私の定義に問題ありなのか、プロバイダ側の制約なのか不明です。ひょっとすると日本のサイトからビデオファイルを呼ぶのにタイムアウトになっているだけかもしれません・・・ 再生不可でしたらごめんなさい。)