
スワジランド・ムババネの郊外に「Specialists」という小さな会社があります。 この会社の車を市内や郊外でよく見かけます。 下左の写真のように車のボディーに大きく「Specialists」、そして電話番号も書いてありますが、「何を売っている会社」なのか、「何のSpecialist」なのか、わかりません。

「もしもし、Specialistsさんですか? あの~、私は御社になにを頼めばいいんでしょう?」と電話するのも間が抜けています。

で、この会社の看板が、もう一枚ありました。
PestControl,そう、「ネズミ捕りのSpecialist」だったんですね。
しばらくの間、私は「この会社には何を頼めばいいんだろう?」と真剣に考え込んでいました。
もうひとつ、ムババネで見つけた面白看板。 これは私のような日本人には面白くてユニークなだけですが・・・

「KAY KAY BRANKET」という会社。 日本語表記すれば「カイカイ毛布」です。 ここの毛布にくるまって寝床につくと、背中あたりがムズムズしそうな・・・ ここで毛布を購入するのは、ちょっと・・・とためらってしまいたくなる名前です。 でも当地では立派なブランド品です。
もう一枚、おまけ・・・

公園や駐車場などでよく見かけるのですが、「所かまわず立ち小便するな! トイレへ行け!」という看板。
スワジランドではかなり頻繁に立小便姿を見かけます。 私のカウンターパートも時々突然車をとめて、何をするのだろう、と思っていたら、木陰などに入ってやってました。
「出物はれ物、所嫌わず」というわけではないですが、あまり「よくないこと」という感覚はないようです。
日本ではめったに見なくなりましたが、私が小さい頃、今から50年以上前、昭和30年代初頭の日本では、家の土塀などによく「小便するな!」「立小便、お断り!」などと書かれていたのを思い出します。