IGCSE試験問題(Paper1)

【Paper1 Theory の問題例】

[Paper1 Theory の問題例(1)]
IGCSE sample 01

これはほぼ教科書の記述そのままの問題でしょう。用語の定義をおさえておけば問題ないはずです。

[Paper1 Theory の問題例(2)]
IGCSE sample 02

プログラミング言語LOGOの仕様を提示して、簡単なプログラミングをおこなう問題。いわゆるTurtle Graphicsです。
おもしろい出題ですが、HighSchoolの生徒たちにはすこしきびしい問題かも・・・
昔、日本の情報処理試験にもアセンブリ言語の仕様が示されて同様の問題がありましたが・・・

[Paper1 Theory の問題例(3)]
IGCSE sample 03

正直なところ、私には答えることができません。
というか、仕事の現場でExpertシステムに関わらない限り、どうでもいい知識、にすぎないのでは・・・というのが正直な感想です。 
また、この問題に答えられたからと言って、Expertシステムに携わる資質を持っている、とは決していえないですし、単に「詰め込んだ知識」を試すだけの問題でしょう。

[Paper1 Theory の問題例(4)]
IGCSE sample 04

何を問われているのか、趣旨不明な問題です。
システムの試験の結果、不具合があったときのアクションなのか、不具合がなかったときのアクションなのか、あるいは「テスト項目の網羅性を今一度チェックせよ」というようなことを求められているのか・・・・実システム構築経験のない生徒たちに「知識として」問うにしても、もう少し趣旨明瞭な問題を出してあげてほしい、と思いました。

Paper1の問題はほぼこういった「詰め込んだ知識を試す問題」で占められています。 ○×問題だけでなく、記述式の問題も、という趣旨はよく理解できますが、その内容にまで踏み込んでみると、「いかに教科書の記述をそっくり頭に詰め込んでいるか、を試す」問題に終始している、という印象です。

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